昨今、テレビCMなどでたくさんの医療保険会社を見かけることが多く、「そろそろ加入したいけどどこがいいのかわからない…」「一回保険を見直したいけど、どれが自分にあっているの?」と、悩んでしまう方も多いですよね。
そこで本記事では、本当におススメできる医療保険の特徴やメリット、デメリットを徹底解明してきます!
おススメの医療保険
では早速、おススメの医療保険をご紹介します。
現在保険で迷っている方は必見です!!
県民共済「入院保障2型」
女性:一律2,000円
※クレジットカード払いは不可
医療保険に加入したいけど、とにかく安く済ませたい!という方にはぜひおススメしたい保険です。
安さに関しては、各医療保険の中でもとびぬけています。
ただ、本当に最低限でいい!という方向けの保険で、60歳以降はさらに保証内容が薄くなって行く為生涯使い続ける保険を探している方には物足りないかもしれません。
県民共済「入院保障2型」のメリットとデメリット
メリット
・割戻金があるため、実質的な掛金は上記よりさらに安い!
県民共済の「入院保障2型」は、上記のとおり性別年齢関係なく、月々の保険料は一律2,000円です。
正直、20~30歳の若い方が加入するとなると、内容の割にはそこまで割安というわけではございませんが、40代以降から加入するとなるとかなりお得になり、年齢を重ねれば重ねるほどどんどんお得になっていきます。
さらに、「割戻金」というものがあり、保証金として使われなかった掛金が還元されるシステムがあり、平均掛金の30%が戻ってきています。
割戻金は毎年異なり一定ではないのですが、上記の計算で行くと、保険料は毎月約1,400円ほどとかなり安くなります。
・入院の通算限度の上限が実質無制限
この保険は名前の通り、入院に対する保障が充実しています。
入院の際の上限日数は、
1事故:184日分まで
1病気:124日まで
となっていますが、あくまで1事故、1病気に対してですのでトータルの支払日数の制限はありません。
他の商品ですと、三大疾病や七代生活習慣病に限るなどの条件があることが多いのですが、こちらの保険には条件もありません。
デメリット
・価格が安い分、保障内容は不安な部分もある
月々の保険料が安い分、他の商品に比べ入院以外の保障内容は少し物足りない部分もあります。
特に、手術給付金に関してはあまり高い保証金額ではないですし、通院保証も14日以上では無いといけない等の条件もありますので、本命の保険よりもプラスのお守りとして、という感覚で検討するのもオススメです。
・地域によっては加入出来ないこともある
県民共済の保険は、現在組合があるところに住んでいるか、勤務地がある満65歳の健康な方しか加入することができません。
・終身保障が無い
入院保障2型は、満64歳までしか加入できませんが、継続は85歳までとなっています。
ですが終身保障はありません。
生涯保障してほしい方は不安があるかもしれません。
・60歳以降、保障内容が徐々に弱くなる
入院保障2型は、64歳に加入しても保険料は実質約1,400円ですが、60歳~65歳の期間は、保証金が激減します。
さらに65歳から85歳までは、年齢ごとにさらに保障内容が弱くなります。
マニュライフ生命の「こだわり医療保険with PRIDE」
20歳:1,346円 30歳:1,801円 40歳:2,456円 50歳:3,561円
女性
20歳:1,666円 30歳:2,126円 40歳:2,476円 50歳:3,306円
※先進医療特約付き
※1入院の支払限度日数:60日
こちらは、医療保険ではかなり珍しい、非喫煙者割引を採用しているので、非喫煙者に是非おススメしたい医療保険です。
マニュライフ生命の「こだわり医療保険with PRIDE」のメリットとデメリット
メリット
・保障内容が手厚く、非喫煙者の保険料が安い
ほかの医療保険と比べ、基本保障が手厚いです。
また、医療保険ではかなり珍しい非喫煙者割引を採用しているため、非喫煙者からするとかなり安い保険料に対して手厚い保障が受けられるおススメの保険と言えます。
・長期の放射線治療にも備えられる
こちらの保険には、他にはない、
・放射線治療給付金
・骨髄移植給付金、骨髄ドナー給付金
・集中治療給付金
の保証が付いています。
特に注目して頂きたいのが「放射線治療給付金」で、公的医療保険制度の対象となる放射線治療を受けた場合、60日に1回を限度に回数無制限で給付金(入院給付金の20倍)がもらえます。
・精神疾患の入院もある程度備えられる
特約ではありますが、精神的疾患で入院した場合、1入院の支払限度日数を365日まで延長できる「メンタル疾患延長特約」があります。
こちらの特約は、
・統合失調症
・統合失調症型障害および妄想障害
・気分(感情)障害
・神経症性障害
・ストレス関連障害
・身体表現性障害
・摂食障害
での入院の際に適用され、うつ病での入院も含まれます。
精神的疾患の入院は長期にわたることが多いので、かなりありがたい特約です。
・健康相談サービスが無料で利用できる
こだわり医療保険with PRIDEに加入すると、無料健康相談サービス「メディカルリリーフ」が利用できます。
健康面やがん全般の相談に専門スタッフが答えてくれたり、セカンドオピニオンの手配、心理カウンセラーによるメンタルケア、高血圧や糖尿病の方の為の生活習慣病支援サービスなど、かなり充実した内容です。
デメリット
・喫煙者にとっては保険料が割高
非喫煙者にとっては安い分、喫煙者にとってはかなり利用しにくくなっています。
その差額は、
男性
20歳185円 30歳285円 40歳460円 50歳735円
女性
20歳255円 30歳365円 40歳505円 50歳750円
とかなり大きいです。
・先進医療特約が10年更新なので、値上がりする可能性がある
こちらの先進医療特約は保障期間が終身ではなく10年更新なので、更新ごとに保険料が値上がりする可能性があります。
現在では100円前後とかなり安く契約できますが、今後どうなるかはわかりません。
オリックス生命の「新キュア」
20歳1,152円 30歳1,531円 40歳2,166円 50歳3,165円
女性
20歳1,385円 30歳1,683円 40歳2,000円 50歳2,697円
こちらは、特に男性にとってはかなりお得な医療保険です。
マニュライフ生命の「こだわり医療保険with PRIDE」のメリットとデメリット
メリット
・保険料が安い
現在、新キュアの男性の保険料がトップクラスに安くなっています。
女性はそこそこになってしまいますが、男性で保険料の安さを考慮するとかなりお得です。
・保障内容がわかりやすい
新キュアは、ホームページに保障内容がわかりやすく掲載されている為、インターネットでも安心してご加入できます。
さらに、必要最低限の特約しか用意が無いのも、保険料を選ぶ基準になります。
・三大疾病、七大生活習慣病で入院した場合の入院保障が長い
新キュアは、通常のケガや病気で1入院につき60日まで給付金が支払われます。
ただし、三大疾病になった場合は、120日の保障期間に拡大されます。
・がん一時金を1年に1回を限度に何回でももらえる給付金
新キュアでは三大疾病になった際に一時金が貰える特約がありますが、これは1年に1回を限度に何度でももらえます。
これは「がん一時金特約」と「重度三疾病一時金特約」で適用されます。
ただし、2回目以降は診断確定時ではなく、「がんの治療を目的として入院を開始した時」になるため、通院の時点では貰うことはできません。
・健康サービスが無料で受けられる
オリックス生命では、特定の保険に加入することでティーペック社の健康サービスが無料で受けられます。
もし保険に入らず健康サービスだけを個別に申し込むと、年間10万円以上もかかるサービスなのですが無料で受けられるのは嬉しいですよね。
そして、その対象に新キュアが入っています。
具体的なサービス内容は以下の通りです。
24時間電話健康相談サービス
・被保険者だけでなく、同居の家族も無料で利用か
・24時間365日、医師、保健師、看護師などの相談スタッフが電話で答えてくれる
・比較的軽い症状の時に利用するのがベスト(子供に熱がある、ストレスがたまっている、吐き気がする、夜間・休日に診察してくれる病院を知りたいなど)
セカンドオピニオンサービス
・被保険者のみ無料で利用可
・専門医による相談サービスで、治療に対する第2の意見をもらうことが出来る
・セカンドオピニオンを聞けたり、優秀専門臨床医を紹介してもらえる
・高度な医療が必要と言われた場合に使いたいサービス
糖尿病専門サービス
・被保険者のみ無料で利用可
・糖尿病に関するセカンドオピニオンが聞ける
・現在の治療方法に疑問を持っている場合にも使える
デメリット
・がん一時金の2回目以降は通院だけではもらえない
上述した通り、新キュアはがん一時金特約を付けることで1年に1回を限度に何度でも一時金をもらうことが出来ますが、2回目以降は、「がんの治療を目的として入院を開始したとき」という条件になっているので、通院だけではもらえません。
メディケア生命の「メディフィットA」
男性
20歳1,130円 30歳1,505円 40歳2,105円 50歳3,040円
女性
20歳1,290円 30歳1,570円 40歳1,880円 50歳2,610円
※先進医療特約付き
※クレジットカード払いの場合、保険料の1.5%前後が還元される
男女ともに保険料が安く、保障内容もシンプルで分かりやすく、必要なものが揃っているかなりおススメできる医療保険です。
メディケア生命の「メディフィットA」のメリットとデメリット
メリット
・男女ともに保険料がかなりやすい
上述したとおり、メディフィットAは男女ともに保険料がかなり安く、またがん診断特約を付けた場合の保険料も安いです。
・インターネットから簡単に加入可能
保障内容に必要なものが揃っていますがシンプルで分かりやすい為、インターネットからも安心して加入できます。
パンフレットもインターネット上で見れるため、内容を容易に理解することが出来ます。
電話でも相談が出来ますので、利用するのも良いですね。
・先進医療特約を付けると、5万円の一時給付金が貰える
医療保険に加入する際、先進医療特約はほとんどの方がつけますが、このように一時金がもらえるサービスはかなり嬉しいですよね。
・女性特有の病気も手厚く保障される特約がある
女性特有の病気によって入院した時に給付金が上乗せされる「女性疾病入院特約」があります。
女性とってはかなり気を付けたい病気が対象となっており、安心です。
対象となる女性特定疾病
がん
乳がん、子宮がん、肺がんなど
乳房及び女性生殖系の良性新生物および性状不詳の新生物
子宮筋腫、卵巣のう種など
甲状腺の疾患
バセドウ病、橋本病など
乳房及び女性生殖器の疾患
子宮内膜症、卵巣機能障害など
妊娠、分娩及び産じょくの合併症
異常分娩など
・放射線治療、骨髄移植の際の給付金も基本保障に含まれる
基本保障で、放射線治療と骨髄移植術を行った際に給付金がもらえます。
・すべてのがんに関する特約で、「上皮内がん」も対象になっている
メディフィットAには多くのがんに関する特約があり、そのすべてに上皮内がんも含まれています。
上皮内がんは治療すれば移転や再発の可能性がかなり少ないといわれていることから、悪性腫瘍とは別の扱いをする会社がかなり多いです。
ですが、メディフィットAではしっかりと同額保障されるようになっています。
デメリット
・三大疾病の適用範囲には注意が必要
3大疾病での入院は支払日数無制限になるのは、現在の医療保険の中でも必須なほど重要な保障ですが、メディフィットAの場合「急性心筋梗塞」「脳卒中」といったように、疾患の中での一部しか保証してもらえません。
・がん一時金の2回目以降は通院だけではもらえない
がん診断特約を付けることで1年に1回を限度に何度でも一時金をもらうことが出来ますが、2回目以降は、「がんの治療を目的として入院を開始したとき」というじょうけんになっているので、通院だけではもらえません。
メットライフ生命の「フレキシィS」
20歳1,222円 30歳1,577円 40歳2,102円 50歳3,062円
女性
20歳1,377円 30歳1,632円 40歳1,957円 50歳2,592円
上記でご紹介した医療保険よりも、さらに保障内容を手厚くしたい方におススメの保険です。
メットライフ生命の「フレキシィS」のメリットとデメリット
メリット
・入院保障延長の特約が、七大疾病に対応している
フレキシィSは、3大疾病だけでなく七大生活習慣病での入院はすべて支払日数が無制限になります。
ですが、有料の特約を付けなければならず、少し保険料が高くなってしまうので注意しましょう。
・特定疾病一時金特約が三大疾病に対応している
がん一時金特約が、「特定疾病一時金特約」という名前で用意されています。
こちらは、がんだけでなく三大疾病すべてに対応しています。
ですがこちらも保険料が高くなりますので注意しましょう。
・三大疾病の範囲が広い
こちらの三大疾病の適用範囲は、他の医療保険に比べ広いですので、安心感が高いです。
・先進医療特約を付けると、5万円の一時給付金が貰える
医療保険に加入する際、先進医療特約はほとんどの方がつけますが、このように一時金がもらえるサービスはかなり嬉しいですよね。
・女性特有の病気も手厚く保障される特約がある
「女性疾病入院給付特約」が用意されており、女性にとっては安心感が高いといえます。
・健康サービスが無料で受けられる
オリックス生命では、特定の保険に加入することでティーペック社の健康サービスが無料で受けられます。
もし保険に入らず健康サービスだけを個別に申し込むと、年間10万円以上もかかるサービスなのですが無料で受けられるのは嬉しいですよね。
そして、その対象に新キュアが入っています。
具体的なサービス内容は以下の通りです。
24時間電話健康相談サービス
・被保険者だけでなく、同居の家族も無料で利用か
・24時間365日、医師、保健師、看護師などの相談スタッフが電話で答えてくれる
・比較的軽い症状の時に利用するのがベスト(子供に熱がある、ストレスがたまっている、吐き気がする、夜間・休日に診察してくれる病院を知りたいなど)
セカンドオピニオンサービス
・被保険者のみ無料で利用可
・専門医による相談サービスで、治療に対する第2の意見をもらうことが出来る
・セカンドオピニオンを聞けたり、優秀専門臨床医を紹介してもらえる
・高度な医療が必要と言われた場合に使いたいサービス
糖尿病専門サービス
・被保険者のみ無料で利用可
・糖尿病に関するセカンドオピニオンが聞ける
・現在の治療方法に疑問を持っている場合にも使える
デメリット
・ネット申し込みの場合、情報が少なく自由度が低い
とてもおススメできる医療保険ですが、公式サイトやパンフレットだけだと不足している情報があるので、加入をご検討されている方は店舗やFPに相談するのが安心です。
やっぱり自分では選べない!という方は
様々な保険を比較しても、どれもそれぞれメリット、デメリットがあり、「結局どれが自分にあっているの?」というかたも多いですよね。
その場合は、保険相談サービスの利用がおススメです。
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まとめ
いかがでしたか?
医療保険は、生命保険などに比べお守りのような存在ですが、いざというときのために、是非加入することをおすすめします。
現在ではたくさんの商品がありますので、じっくり吟味し、自分にぴったりの保険を見つけてくださいね。