将来のことを考えて、学資保険を検討しているけど、沢山商品があって選べない…という方は多いですよね。

そこで本記事では、おススメの学資保険をご紹介、徹底比較します。

学資保険とは?加入するべきなの?

学資保険とは、その名の通り子どもの教育資金の確保を目的とした保険です。

大まかな保障内容は一般的な生命保険などと同じですが、基本的な加入目的が子どもの大学進学のお金の確保等なので、受け取りの時期を子どもの高校卒業時期にすることが可能です。

商品の中には、契約者に万が一のことがあった際にも給付金がおりるものもあります。

このような点から、貯蓄が少ない方や苦手な方ほど学資保険を検討するべきと言えます。

おススメの学資保険は?

学資保険がどのようなものかをお伝えしたところで、早速おススメの学資保険をご紹介します。

ソニー生命の「学資保険スクエア」

ソニー生命の「学資保険スクエア」は、108%という返戻率の高さで人気の商品です。

学資保険の実情として、2017年4月以降は低金利の影響により返戻率が100%を下回る商品も多いのですが、いまだに高い返戻率をキープしている数少ない保険商品の1つです。

ソニー生命の「学資保険スクエア」の特徴

メリット
高い返戻率

上述した通り、ソニー生命の「学資保険スクエア」は学資保険の中でもトップクラスの返戻率となっています。

この返戻率が1番の魅力と言えます。

3つのプランから選んで加入できる

学資保険の資金受け取りのタイミングは、人によって違いますよね。

学資保険スクエアでは、資金受け取り時期が異なる3つのプランがあります。

3つのプランは、下記の通りです。

Ⅰ型

大学進学時以外に、中学、高校入学時にかかる費用にも備えることが出来るプランです。

Ⅱ型

大学進学時に重点を置いたプランです。

Ⅲ型

大学生活にかかる費用を総合的に備えられるプランです。

このように、受け取り資金を子どもの成長に合わせて分散させることも、一番お金がかかるといわれている大学進学等の時期にまとめて受け取ることもできるので、多くの方に支持されている理由がわかります。

オーダーメイドプランも設計できる

学資保険スクエアに加入する際は、ソニー生命保険のライフプランナーとの面談が必須となっています。

その理由は、ひとりひとりにあった学資保険のプランを作成するためです。

受け取り金額や受取時期、保険料の支払い方などをプロと相談しながら自由に設計することが出来ます。

保険料払込免除特約もセットになっている

学資保険スクエアには、保険料払込免除特約がセットになっています。

保険料払込免除特約とは、医療保険や生命保険にも付けることも多いもので、保険料払込期間中に契約者が万が一死亡した場合や、高度重度障害になった場合、以降の保険料の払込が免除される特約です。

保険料の払込が免除されても、保障内容は継続されるのでご安心ください。

もし自分自身に万が一のことが起きても、子どもの為にお金を残しておけるのは心強いですよね。

幅広い受取総額が設定可能

学資保険スクエアの受取総額は、50万円から250万円まで幅広く、さらに10万円単位で細かく設定できます。

デメリット
シンプルな保障内容

学資保険スクエアの高い返戻率の理由は、余分な保障を省いている点にあります。

保証は上述した保険料払込免除特約のみで、医療特約や入院特約、育英年金などはつけることができません。

フコク生命の「みらいのつばさ(ジャンプ型)」

フコク生命の「みらいのつばさ」は、高い返戻率や、兄弟割引があることが好評の学資保険です。

フコク生命の「みらいのつばさ(ジャンプ型)」の特徴

メリット
保険料払込免除特約で万が一の時にも安心

フコク生命の「みらいのつばさ」にも、保険料払込免除特約がついているので、万が一のことが起きても子どもに資金を残してあげることが出来ます。

推薦入試やAO入試にも間に合う祝い金

みらいのつばさは、祝い金が入園、入学前の11月1日に支払われます。

大学入学の祝い金は、高校3年生の11月1日に受け取ることが出来ます。

推薦入試、AO入試は高校3年生の秋頃に行われ、見事合格した場合、年内の支払い手続きが必要です。

みらいのつばさなら、この時期には祝い金が支払われるので、安心して入試に挑むことが出来ます。

兄弟割引がある

すでに兄弟や姉妹がみらいのつばさに加入している場合、兄弟割引を受けることが出来ます。

具体的な割引額は、満期保険額10万円につき毎月の保険料が10円安くなります。

保険料は長期にわたり支払い続けるものなので、こうした割引の影響は大変大きいものになります。

デメリット
22歳の時点でしか満期金を受け取ることが出来ない

多くの方は、22歳で大学を卒業し社会人となります。

このライフステージの変化時に、引っ越し代等のまとまったお金が必要になりますので、22歳での受け取りにもメリットはあるのですが、大学1~3年の時期に満期額を受け取りたいと行く方にはデメリットになるといえます。

保障特約を付帯できない

みらいのつばさの高い返礼率の理由は、可能な限り保障を省いているという点にあります。

ですので、医療保障や入院保障、育英年金などの保障特約を付けることが出来ません

日本生命の「ニッセイ学資保険」

発売からわずか3年で、20万件の契約を達成した人気の商品です。

日本生命の「ニッセイ学資保険」の特徴

メリット
祝い金あり型、なし型が選べる

ニッセイ学資保険には、祝い金あり型となし型があります。

祝い金の有無だけでなく、契約年齢や返戻率も異なります。

子ども祝い金なし型

大学入学時の年齢から毎年1回、計5回学資年金を受け取るタイプです。

1回目は基準保険金額の同額、2回目以降はその50%を受け取ることが出来ます。

子ども祝い金は、お金のかかる大学進学、その後の4年間の出費に備えることが出来ます。

子ども祝い金あり型

大学進学時から毎年1回、計5回受け取る年金に加え、小学校、中学校、高校入学時に子ども祝い金を受け取ることが出来ます。

このプランは、大学以外の各教育ステージに備えることが出来ます。

返戻率は、祝い金なし型の方が2%高くなります。

保険料払込免除特約が付いている

ニッセイ学資保険には、保険料払込免除特約が最初から付帯されていますので、万が一の時も子どもの教育費に備えることが出来ます。

払い込んだ保険料よりも、多く受け取ることが出来る

ニッセイ学資保険は、保障が手薄である代わりに高い貯蓄性を保っています。

育児相談ほっとラインを利用できる

日本生命保険の契約者は、子どもの健康や育児の疑問を気軽に相談できる育児相談ほっとラインを無料で使用できることが出来ます。

このサービスは、初めて子どもを持つ方に大人気のサービスです。

デメリット
医療保障が付いていない

ニッセイ学資保険は、高い返戻率を保つため可能な限りの保障を省いていますので、医療保障、育英年金、傷害保障は付帯することが出来ません

明治安田生命の「つみたて学資」

大学生活4年間の費用支出をしっかりサポートしてくれる商品です。

明治安田生命の「つみたて学資」の特徴

メリット
高い返戻率

つみたて学資は、無駄な特約を省き、また払込期間を短くすることで高い返戻率を保っています。

また、高額割引という制度があり、基準保険金額を70万円以上にした場合、割引が適用されさらに返戻率は上がります。

教育費が本格的にかかる時期の前に支払いを終えることが出来る

一般的に多くの学資保険の払込期間は18歳、20歳と長めですが、つみたて学資は長くても15歳で払い込みが終わります。

多くの場合中学校までは義務教育で、また0歳から中学校卒業まで受け取ることが出来る児童手当を利用できます。

ですが義務教育終了後は一気に学費の出費がかさみます。

この時期までに保険料の払込を終えるのは、とても賢いやり方と言えますね。

デメリット
契約年齢制限が厳しい

一般的に、学資保険の加入年齢制限は契約者が55~60歳まで、被契約者は0~6歳です。

しかし、つみたて学資の場合は契約者の年齢制限が満18歳から満45歳までと厳しくなっています。

月々の保険料が高め

上述した通り、積立学資は、払込期間を短くすることで返戻率が高くなっています。

払込期間が短い分、他の学資保険に比べ月々の保険料は高めになります。

JA共済の「こども共済」

年払いにすることで、非常に高い返戻率になる商品です。

JA共済の「こども共済」の特徴

メリット
3つのプランから選べる

JA共済の学資保険には、「学資応援隊」「にじ」「えがお」の3
タイプがあります。

それぞれの特徴をご紹介します。

学資応援隊

3つの中で、最も返戻率が高いプランです。

保険金は、100~1,000万円まで100万円単位で選択できます。

受け取り開始時期は18歳の誕生日を迎えた後の契約日からです。

満期は22歳までなので、18~22歳まで毎年1回、計5回学資金を受け取れます。

大学進学時や大学生活、社会準備の費用にしっかりと備えられます。

にじ

22歳のときに満期金を受け取ることが出来、幼稚園から大学までの入園入学のタイミングで祝い金を受け取ることが出来ます。

各ステージの教育費を総合的にカバーできるプランです。

えがお

にじと同様、入園入学のタイミングで学資金を受け取ることが出来ます。

にじよりも手厚い保障が特徴です。

年齢制限が緩い

一般的な学資保険の契約可能年齢は、契約者が55~60歳まで、被契約者が0~6歳までですが、JA共済の学資保険は年齢制限が非常に幅広く、契約者が18~75歳、被契約者が0~12歳です。

さらに、通常子どもの年齢が高くなってからの加入は元割れをしてしまうのですが、JA共済の場合、一番上の12歳のときに加入しても、返戻率は101.5%と100%以上を保ってくれます。

デメリット
プランによっては元割れしてしまう

3つのプランのうち、「にじ」と「えがお」はほぼ確実に元割れをしてしまいます。

「えがお」は保障内容が充実している分、返戻率が下がってしまうのは仕方がないですが、「にじ」のプランでも元割れしてしまうので注意してください。

月払いが絶対におススメできない

JA共済の学資保険への加入の際は、絶対に年払いをおすすめします。

年払いをすると、返戻率が約4%も上昇し、105%ちかくになります。

払込免除特約や子どもの保障も付いているうえに、これほどまでの高い返戻率の学資保険は他にありません。

もし月払いにした場合、返戻率は100~101%になってしまいます。

それでも決められない…という方は

上記では数々のおススメ学資保険をご紹介しましたが、それぞれ違うのは分かったけど、自分のライフプランでは結局どれが最適なのかわからない…という方もいらっしゃいますよね。

そのようなかたは、FPに相談するのを是非おススメします。

FP(フェイナンシャル・プランナー)は、保険は勿論、お金のことなど人生のライフプランの専門家です。

教育費だけでなく、全体のお金のこともアドバイスをもらえるので、とても勉強になりますよ。

FPに相談するには

FPに相談するには、保険相談サービスを利用します。

現在では、多くの保険相談サービスがあり、どこに相談するかさえ、迷ってしまいます。

おススメの保険相談サービスは、保険見直しラボと保険見直し本舗です。

それぞれの特徴とおススメな理由を解説します。

保険見直しラボ

保険見直しラボは訪問型サービスで、小さなお子様がいる方や忙しくて保険ショップに足を運ぶのが難しい方などどなたでも利用できるサービスです。

自宅や、指定した喫茶店などで相談が可能です。

保険見直しラボの一番のおススメ理由は、取扱保険会社数が多く、FP全員の質が非常に高いという点です。

保険相談サービスで保険相談をする際、様々な会社の商品を比較できるのが最大のメリットですが、取扱える保険会社数が少ないとそれだけで比較対象の商品が少なくなってしまいますよね。

ですが保険見直しラボの取扱保険会社数は30社とかなり多く、さらに新卒や未経験を採用しない方針なので、FP全員が経験豊富なベテランFPです。

なので、安心して沢山の商品の中から自分に合ったものを選ぶことが出来ます。

保険見直し本舗

保険見直し本舗は、店舗型の保険ショップです。

保険見直し本舗のおススメ理由は、信頼できるFPと取扱保険会社数の多さです。

通常保険には、手数料率というものがあり手数料率が高い商品を販売すればするほどFPのお給料や評価に反映されるようになっています。

ですが保険見直し本舗の方針としてFPに手数料率を教えないことになっているので、FPの本当におススメできる保険を紹介してもらうことができます。

まとめ

子どもの学費は想像以上にかかりますし、進路によっても想定外の多額の出費になることもあります。

また、自分に万が一のことがあっても、子どもにしっかりと教育費を残せるのが学資保険の大きな魅力です。

是非学資保険をご検討されている方は本記事を参考にしていただき、迷ってしまうようであれば気軽に保険相談サービスをしてみてはいかがでしょうか。